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祁山伐魏之図(きざんばつぎのず)

■1977年(昭和52年)陶工 井手金峰作の逸品です。

■皿表面には、諸葛孔明が北伐(魏への遠征)に出発する前に、国に残す若い皇帝劉禅を心配して書いたという「出師表(すいしのひょう)」が描かれています。

■「出師表」とは、自分を登用してくれた先帝劉備に対する恩義を述べ、あわせて若き皇帝である劉禅を我が子のように諭し、自らの報恩の決意を述べた文のことです。陳寿の三国志の本文にも引用されている他、『文選』、『文章軌範』等にも収められており、諸葛孔明の真作と考えられています。

■この「出師表」を読んで目に涙しない臣下はいなかったと言います。自分が単なる処士に過ぎなかったのに、先帝である劉備が3回も訪れて自分を登用してくれたことにとても感謝していると述べています。この先帝の恩に報いるために、自分は中原に進出し、逆賊たる魏王朝を破り、漢王朝を復興させようとしているという決意を述べ、全文を次のように結んでいます。

臣不勝受恩感激 今當遠離臨表涕泣不知所言

大意:わたしは恩をうけたことの感激にうちかつことができません。いままさに遠く離れるにあたり涙をながし、ことばもありません。

先帝の劉備が諸葛孔明を3度も訪ね、登用を申し出たこと、このことは、現在も「三顧の礼」という語句で残されているわけですね。大皿の表面、座して臣下に指示を与えているのが諸葛孔明(上のサムネイル写真左から3番目)、大皿の裏面のうち描かれている一人が、三顧の礼を尽くした劉備玄徳(上のサムネイル写真右端)その人です。

《参考》ウィキペディアより

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